[シンガポール 23日 ロイター] - シンガポールの政府系投資会社テマセク傘下のベンチャーキャピタル(VC)バーテックス・ベンチャーズは、仮想通貨交換業者「バイナンス」に出資したことを明らかにした。バイナンスはシンガポール進出を計画しているという。
出資額は明らかになっていないが、バーテックスとバイナンスの共同発表文によると、バイナンスはシンガポールで仮想通貨交換のための取引所を年内に開設する計画で、調達した資金を活用する。また、東南アジアで新たな取引所やサービスを始めるのにも役立てる。
香港に本社を置くバイナンスは3月に無登録営業で金融庁の警告を受けている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」