August 16, 2018 / 12:59 AM / a year ago

テンセント4─6月期は13年ぶり減益、ゲーム販売の認可凍結響く

[香港 15日 ロイター] - 中国インターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)(0700.HK)が15日発表した第2・四半期決算(4─6月)は、純利益が2%減の178億7000万元(25億9000万ドル)となった。減益となるのは約13年ぶり。モバイルゲームとパソコンゲームがともに不振だった。

 8月15日、中国インターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が発表した第2・四半期決算(4─6月)は、純利益が2%減の178億7000万元(25億9000万ドル)となった。写真は同社のロゴ。北京で2014年5月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

ロイターがまとめたアナリスト12人の予想平均値は196億7000万元で、これを下回った。

劉熾平(マーティン・ラウ)社長は、中国当局がゲーム販売の新規承認を凍結したのは事実と認めた上で、人気戦闘ゲーム「プレイヤーアンノウンズ・バトルグラウンズ(PUBG)」の有料配信について、当局からいつ認可が得られるかは「全く分からない」と述べた。承認凍結は、中国政府の組織再編が理由だとされている。

ラウ社長は、業績を急回復させるには、PUBGの認可取得が「最大の課題」になるとの見方を示した。

同氏は、利用者数やゲームのダウンロード数が増加するなど、「ゲーム事業の基盤はいまだに強い」と説明。「唯一の問題は、大型ゲームの1つであるPUBGモバイルをマネタイズ(収益化)できないことで、これはわれわれの力があまり及ばない問題だ」とした。

第2・四半期のモバイルゲームの売上高は前年比19%増。ただ前四半期比では19%減少した。

売上高は30%増の736億8000万元。アナリスト16人の予想平均値(775億元)を下回った。四半期売上高の伸び率は2015年第2・四半期以降で最も低かった。

PUBGはテンセントが出資する韓国のブルーホールが開発したオンラインゲームで、世界に4億人以上のプレーヤーがいる。

テンセントは同ゲームを中国で有料配信することを認められていないほか、米エピック・ゲームズ開発のアクションゲーム「フォートナイト」のリリースも承認されていない。

同社は中国で配信するカプコン(9697.T)の人気ビデオゲーム「モンスターハンター:ワールド」が今週、規制当局により販売差し止めになったばかり。当局によるネット規制の強化を背景にテンセントを巡る先行き不透明感は強く、同社の時価総額は1月下旬にピークを付けて以降、1700億ドル前後が消失している。

ラウ社長は、「モンハン」はコンテンツが「必ずしも基準を満たしていなかった」ために差し止めになったと説明。承認を得るために開発会社とコンテンツを調整していると述べた。

同氏によると、中国の当局である国家新聞出版広電総局がゲーム販売の新規承認を凍結する前に、少なくとも15のゲームを有料配信する認可を得ていたため、これが業績を下支えする見込み。

ラウ氏は、同総局はゲーム販売に対して1カ月の暫定認可は容易に与えるが、新規承認の凍結を完全に解除する時期は「全く分からない」とした。

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