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テニス=全仏で取材拒否の大坂に賛同の声も、仏連盟会長は非難

 女子テニスの大坂なおみ(写真)が精神的な負担を理由に四大大会の全仏オープンで取材に応じない意向を示したことについて、アスリートら複数が支持する声を出す一方、フランス・テニス連盟のジル・モレトン会長は非難している。メルボルンで2月撮影(2021年 ロイター/Kelly Defina)

[パリ 27日 ロイター] - 女子テニスの大坂なおみが精神的な負担を理由に四大大会の全仏オープンで取材に応じない意向を示したことについて、アスリートら複数が支持する声を出す一方、フランス・テニス連盟(FFT)のジル・モレトン会長は非難している。

大坂は26日にツイッターで「選手の精神的な安定を尊重していないと感じることがよくある。前に何度も答えた質問をされたり、精神的に揺さぶられる質問をされたりする。私に疑いを持つ人に対し、自分自身をさらすことはしない」と投稿し、同大会では記者会見に応じない姿勢を見せた。

その意向に対し、全仏を制したことがある女子テニスのイガ・シュビオンテク(ポーランド)のメンタルケアを担当する心理学者は27日にロイターに対し、「テニスは最後の勝者以外は全員が負けるという特殊なスポーツなので、その決断は理解できる。対応するのは精神的に大変で、テニスがもたらす課題の一つ」と理解を示した。

また、自動車レースF1の元ドライバー、ニコ・ロズベルク氏は「かなり大胆な一歩を踏み出したと思うが、理解できる。私も王者を目指していた時、メディア、ニュース、メールとすべてを切り離していた」と支持。

元テニス選手のジーナ・ガリソン氏は「大坂なおみの考えには一理ある」としつつ、「彼女はほとんどのアスリートが払えない罰金を払えるだろう。スポーツ界のメンタルヘルスへの関心を高めたことは素晴らしい。全ての立場の人たちとともに今、解決策を考えよう」と訴えた。

それに対し、モレトン会長は「ジャーナリストの方々にとっても、彼女個人にとっても、そしてテニス界にとっても非常に残念なこと。これはひどい間違いだと思う。テニス界に強力なガバナンスがあるということが今日、どれほど必要か示されている。個人的には、受け入れられない」と批判した。

四大大会の規則では、選手が記者会見を欠席した場合、最高2万ドル(約220万円)の罰金を科される可能性がある。大坂はどんな制裁でも受け入れる覚悟があると話しており、罰金についてはメンタルヘルスの慈善団体への寄付を希望している。

*カテゴリーを追加して再送します。

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