[メルボルン 18日 ロイター] - テニスの四大大会初戦、全豪オープンは18日、メルボルンで男子シングルス準決勝を行い、世界ランキング1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がストレート勝ちを収めた。
最多9回目の全豪制覇を目指すディフェンディングチャンピオンのジョコビッチは、予選から勝ち上がってきた世界ランク114位のアスラン・カラツェフ(ロシア)に6─3、6─4、6─2で圧勝。ジョコビッチは試合後、コート上のインタビューで「彼には大きな拍手を送りたい。初めて(の四大大会)で準決勝までたどり着いた。テニス史上初めての出来事だと思う」と対戦相手を称賛した。
また、3回戦でわき腹を負傷した際、プレー継続も危ぶまれたジョコビッチだったが、「今大会で一番調子が良かった。痛みもなく、ここまでで最高の試合だった」と述べた。
21日の決勝では、第4シードのダニル・メドベージェフ(ロシア)─第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)戦の勝者と対戦する。
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