[ロサンゼルス 6日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク1位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がBNPパリバ・オープン出場を正式に辞退したと、主催者が5日発表した。
新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていないジョコビッチは先月、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンへの出場を特例で認めてもらえるよう許可を申請していたが、これが棄却されたとみられる。
米国は現在、ワクチン未接種の外国人の入国を認めていない。新型コロナウイルス感染拡大に対処するための非常事態宣言は5月11日に解除される予定で、その後ワクチン未接種の外国人も入国可能となる見込み。
ジョコビッチは2019年以降、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンには出場していない。BNPパリバ・オープンにはニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)が代わりに出場するという。
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