[パリ 27日 ロイター] - 男子テニスの世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は27日、今年は新型コロナウイルスのワクチン接種を巡る騒動で不参加となった全豪オープン(OP)に再び出場したいと語った。
ジョコビッチは新型コロナウイルスワクチン接種の要件を満たしていないとの理由でビザ(査証)を取り消され、四大大会初戦の全豪OPに出場できなかった。
豪移民法の規定により、ジョコビッチは今後3年間、移民相がやむを得ない事情や人道的な理由があると判断しない限り、ビザ発給を受けることができない。
記者会見で「ビザが再発給されるのか、オーストラリアに行くことが許されるのか、何も分からない。だが私はオーストラリアに行き、全豪OPに出場したい」と語った。
また、ジョコビッチは一連の経緯について「恨んでいない」とし、「もしグランドスラム(四大大会)で最大の成功を収めた場所でプレーする機会があれば、ぜひ戻りたい」と続けた。
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