[22日 ロイター] - 禁止薬物の陽性反応を示して暫定出場停止処分を受けていた女子テニスのダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)は22日、過失はなかったとして処分が解除された。テニス・アンチ・ドーピング・プログラムに基づく独立機関が発表した。
21歳のヤストレムスカは、世界反ドーピング機関(WADA)による競技会外検査で禁止薬物が検出されたとして、1月に処分を受けていた。自身は薬物使用を否定し、陽性反応は「汚染に関連するもの」が原因として何度も訴えたが、認められていなかった。
暫定処分を受け、ヤストレムスカは全豪オープン、全仏オープンに出場できず、今月28日開幕のウィンブルドン選手権の出場も認められていない。
ヤストレムスカはツイッターで「不正行為の疑いが晴れたことを発表できてうれしいし、安心している。この半年、私は多くのことを経験し、全てのネガティブなコメントに対処するのは難しかった」と語った。
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