[23日 ロイター] - 男子テニスの往年の名選手、ジョン・マッケンロー氏は22日、四大大会20勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)について、「生きる伝説」とたたえた。
8月に41歳となるフェデラーは直近2年で膝の手術を3回受け、昨年のウィンブルドン選手権準々決勝で敗退してから実戦を離れている。
ウィンブルドンでは1998年にジュニアタイトルを獲得し、翌年大会にプロとして初出場を飾ってから昨年まで連続出場していたが、今年は欠場するため20年以上ぶりにフェデラー不在の大会となる。フェデラーはウィンブルドンで歴代最多8回の優勝を飾っている。
マッケンロー氏は記者団とのビデオ会見で「これまで彼のプレーを何度も見て、優勝を目撃する機会も多くあった。彼は40歳。ここまでやり遂げていることはすごいことだ。ロジャー・フェデラーは生きる伝説。みんながそのことを分かっている」と絶賛。
さらに「彼は自分の子どもがこのように成長してほしいという見本だ。それに、私が今まで見た中で最も美しい選手。私のアイドルは(ロッド・)レーバーだったが、彼は私の中でアップデートされたレーバーのようなものだ」と語り、賛辞を惜しまなかった。
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