[11日 ロイター] - 男子テニスのロジャー・フェデラー(39、スイス)が、来週から始まるノベンティ・オープン(OP)でグラスコートに復帰する。
フェデラーは膝に2回の手術を受けた影響で1年以上、ツアーを離脱。3月のカタールOPで復帰したが、今月の全仏OPでは3回戦勝利後に棄権し、グラスコートシーズンの開幕と6月末に開幕するウィンブルドン選手権に照準を合わせている。
フェデラーは11日に記者団に対し、「(ドーハ以降は)良くなるばかりで、故障の再発もない」とコメント。慎重な調整の必要性を示しつつも、「いよいよ本番だ。私にとっては、これからが本当の意味でのシーズン開始だと思う」と話した。
また、クレーコートの全仏OPは途中棄権した同選手だが、「ひざは入念なケアが常に必要。芝ではうまくやれることを願っている」と語り、グラスコートでのプレー時は「すべての力が増幅する」と感じると、自信を見せている。
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