[9日 ロイター] - 男子テニスで四大大会最多タイ記録の優勝20回を誇るロジャー・フェデラー(39、スイス)は、東京五輪で2大会ぶりの五輪出場を目指している。
フェデラーは2008年大会のダブルスで金メダルを獲得し、12年大会ではシングルスで銀メダルを獲得。前回の16年大会はけがにより不参加だった。
フェデラーはbeIN Sportsに対し、「五輪は私にとって大きな目標。残念ながら、リオ五輪(16年)は左膝の故障により出られなかった。東京五輪で復帰できればいい」と語った。
昨年、膝の手術を2回受けたフェデラーは全豪オープン準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて以来、13カ月にわたり公式戦から遠ざかっていたが、今月にカタール・オープンのシングルス2回戦で復帰する予定となっている。
これを受け、フェデラーは「五輪参加は計画の一部だが、今はウィンブルドン選手権までの過程に集中している。コンディションが完全に戻り、膝に関して聞かれなくなることを願っている」と述べた。
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