[7日 ロイター] - 男子テニスの四大大会で通算20回の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)が体調を考慮して全仏オープンを棄権したことを、元世界ランク1位のアンディ・マリー(英国)は支持した。
39歳のフェデラーは5日、全仏オープン3回戦で接戦の末、ドミニク・ケプファー(ドイツ)に勝利。しかし2回の手術を受けた膝を守り、ウィンブルドン選手権に備えるため、翌日に大会を棄権した。
フェデラーが全仏オープンを練習代わりにするのは、他の選手に対して失礼としたツイッターユーザーに対し、マリーは「テニス選手は他のスポーツ選手とは違い、けがからの完全復活を目指す際、試合の出場時間を制限しつつコンディションを上げるということができない」とコメント。
「18カ月ぶりの復帰から2大会目で、2試合続けて4時間もの長い試合をするのはかなりリスクが高い。体調や試合時間の長さなどを考慮して判断することは賢明」との見方を示した。
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