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テニス=全仏で会見拒否の大坂なおみに罰金、継続で追放の危機も

 テニスの全仏オープン主催者は30日、試合後の記者会見に応じなかった大坂なおみ(写真)に対し、1万5000ドルの罰金処分を科し、拒否を続ける場合は同大会の失格処分、および今後の四大大会追放の処分を下す可能性を指摘した(2021年 ロイター/Christian Hartmann)

[30日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープン主催者は30日、試合後の記者会見に応じなかった大坂なおみに対し、1万5000ドル(約165万円)の罰金処分を科し、拒否を続ける場合は同大会の失格処分、および今後の四大大会追放の処分を下す可能性を指摘した。

大坂は大会前から、記者からの質問内容が「倒れている人を蹴る」ようなものと語り、記者会見は精神的に負担が大きいとして応じない姿勢を示していた。

実際、大坂は1回戦に勝利後、コートサイドインタビューには応じたものの、記者会見は拒否した。

四大大会理事会は30日に発表した声明で、全仏の主催者が大坂に再考を求め、問題解決に向けて対話を試みたが、失敗に終わったと説明。「想像はつくと思われるが、違反を繰り返した場合、大会追放や、より多額の罰金、将来の四大大会への出場停止につながる重大な違反調査など、さらに厳しい制裁が考えられる」と警告した。

一方、大坂のマネジメント担当はこの件に関して返答を控えたが、本人はツイッターで「怒りは理解の欠如。変化は人を不愉快にする」とのメッセージを発した。

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