[30日 ロイター] - 男子プロテニス協会(ATP)は30日、10月のサンクトペテルブルク・オープン(OP)で新型コロナウイルスに関するプロトコルに違反したサム・クエリー(33、米国)に対し、罰金2万ドル(約206万円)の処分を科した。
クエリーは同OPでの新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示して出場を辞退。しかし地元当局による隔離措置の要請があったにもかかわらず、自家用飛行機で出国していた。
ATPはクエリーの行動を「テニスの品位とは相いれないもの」としつつも、今後6カ月以内にクエリーが新型コロナウイルスに関連する健康と安全のプロトコルに違反しなければ処分は撤回されるだろうとの見解も示している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」