[26日 ロイター] - 女子テニスで世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)は26日、四大大会の全仏オープンで世界1位の座を揺るがすライバルと対戦することについて「さらなるモチベーションになっている」と語った。
シフィオンテクは連覇を目指して28日開幕の全仏に挑むが、同大会には世界2位でベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ、同4位エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)も出場。今季、この3選手だけで、計7大会で優勝、6大会で準優勝と圧倒的な強さを見せており、「女子ビッグ3」の対戦も全仏では注目される。
シフィオンテクは記者会見で、サバレンカやルバキナとの対戦への思いを聞かれると「間違いなく、さらなるモチベーションになっている。私たちは多くの大会で対戦してきたので、戦術面で、互いに非常によくプレーを分かっている」とコメント。
同選手は「でも、時には違う解決策を考えなければならないこともあり、それはとてもエキサイティングなこと」とし、四大大会最多22勝で並ぶラファエル・ナダル(スペイン)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)、そして昨年に引退したロジャー・フェデラー(スイス)による男子ビッグ3を引き合いに、「きっと、これが『ビッグ3』がやっていたことだと思う。新しいことを学ぶのはうれしいし、もっといいプレーをするために、みんな一生懸命頑張っている」と話した。
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