[19日 ロイター] - 男子テニスのABN・AMROワールドは19日、オランダのロッテルダムでシングルス決勝を行い、ロシア出身で第6シードのダニル・メドベージェフ(27)が優勝した。
メドベージェフはヤニク・シナー(イタリア)と対戦し、第1セットは5─7で落としたが、第2セットを6─2、第3セットも6─2と連取し、逆転勝利を収めた。
ツアー16勝目を挙げたメドベージェフは、ATP公式ウェブサイトで「両者にとって精神的にとてもタフな試合だった。ヤニクは特に第1セットの前半で私より勝っていた。(その後、)少し攻撃的なショットを打ち始め、第2セット立ち上がりからは何とかいいプレーができるようになった。最後までメンタル面で彼をプッシュし続けられた」と述べた。
20日付の世界ランキングでトップ10に復活するメドベージェフは「トップ10圏外となってから戻るのは精神的に苦しい。自分のフォームを見つけられたことがうれしいし、次の大会を楽しみにしている。こういう形が続いてほしい」と話した。
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