[22日 ロイター] - 男子テニスの世界ランキング5位、ドミニク・ティエム(オーストリア)は22日、四大大会のウィンブルドン選手権の前哨戦となるマジョルカ・オープン初戦で負傷により途中棄権した。
2年前のウィンブルドン以降初のグラスコートでの試合となったティエムは、アドリアン・マナリノ(フランス)相手に第1セットで5─2とリードしていたが、第8ゲームで右手首を痛めたとみられ、メディカルタイムアウトを取った後、試合続行を断念した。
全米オープン覇者のティエムは今季苦しんでおり、全仏オープンでは1回戦敗退。来月開催される東京五輪の出場を辞退し、ウィンブルドンと連覇のかかる全米オープンに集中する意向を示していたが、ウィンブルドン出場が危ぶまれる事態となった。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」