[ロンドン 1日 ロイター] - テニスの四大大会のひとつ、ウィンブルドン選手権の主催者は1日、2018年の賞金総額を3400万ポンド(約51億円)とし、前年比で7.6パーセント引き上げることを発表した。
シングルス優勝賞金は男女ともに225万ポンドとなり、昨年より5万ポンド上昇。昨年はロジャー・フェデラー(スイス)、ガルビネ・ムグルサ(スペイン)が220万ポンドを受け取った。
環境に配慮した「グリーン化」を進めていく考えも示し、プラスチック製ストローの使用禁止や、送迎車として電気自動車の使用、販売店での紙袋使用などの方針を明らかにした。プラスチック製ストローは昨年のトーナメントでは約40万本が消費された。
英国では「国家行動計画」の一環として、2042年までに削減可能なプラスチックごみの一掃を図る方針が示されており、海洋ゴミ問題対策としてストローやマドラー、綿棒などの使い捨て製品販売の禁止が検討されている。