[20日 ロイター] - 女子テニスのナテラ・ジャラミジェ(29)が国籍をロシアからジョージアに変更し、ウィンブルドン選手権に出場できることになった。
ロシアがウクライナに侵攻したことを受け、オールイングランド・クラブ(AELTC)は4月、ウィンブルドンではロシアとベラルーシの選手を出場禁止にすることを決定。ジャラミジェはアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)と共にウィンブルドンの女子ダブルスにエントリーしており、WTAツアーのホームページでも国籍がジョージアと表示されている。
AELTCは選手の国籍変更には関与していないとコメント。AELTCの広報担当は「選手の国籍に関するプロセスは男女ツアーと国際テニス連盟(ITF)が統括している」とロイターに説明した。
ウィンブルドンは6月27日に開幕。ロシアとベラルーシの選手が除外されることを受け、今年の同大会ではランキングポイントは付与されない。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」