[17日 ロイター] - 女子テニスの世界ランキング2位の大坂なおみ(23=日清食品)が個人的な理由から四大大会のウィンブルドン選手権を欠場することになった。東京五輪には出場する見通し。
所属事務所はロイター宛ての電子メールで、大坂が「今年のウィンブルドン選手権には出場せず、友人や家族と個人的な時間を過ごす予定。東京五輪に向け準備をし、地元ファンの前でプレーすることを楽しみにしている」とコメントした。
大坂は先月、四大大会の全仏オープンを棄権するとともに、数年間うつ病に悩まされてきたと告白したばかり。
ウィンブルドン選手権は今月、英国で開幕する。
同選手権を主催するオールイングランド・ローンテニス・クラブは、大坂の欠場は「とても残念」だとしつつも、「われわれは彼女の決断を完全に理解している」と表明。「われわれは彼女が友人や家族と楽しい時間を過ごすことを願い、来年のウィンブルドンに戻ってくることを楽しみにしている」とした。
大坂はウィンブルドン選手権の前哨戦となる今月の大会を欠場したため、同選手権に出場するかどうか不透明な状況だった。
*内容を追加して再送します。
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