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ALPS処理水の域外からの放出、直ちに実施可能な案にはならず=梶山経産相

梶山弘志経済産業相は16日の閣議後会見で、福島第1原子力発電所にたまり続けるALPS(多核種除去設備)処理水を別の地域に移して放出するという案について「直ちに実施可能な案にはならない」と否定的な考えを示した。写真は福島第1原発、2020年1月撮影(2021年 ロイター/Aaron Sheldrick)

[東京 16日 ロイター] - 梶山弘志経済産業相は16日の閣議後会見で、福島第1原子力発電所にたまり続けるALPS(多核種除去設備)処理水を別の地域に移して放出するという案について「直ちに実施可能な案にはならない」と否定的な考えを示した。

域外に移して放出する場合、保管施設や放出施設を設置する自治体のみならず、その輸送ルートの自治体の理解を得ることや、搬送などで新たなルール作りや許可が必要にになることなどを挙げ「設備や多岐にわたる事前調整、認可手続きが必要となり、相当な時間を要する」と指摘。その上で「別の地域に持ち出して放出することは直ちに実施可能な案にはならないと考えている」と述べた。

また、最優先課題となっている風評被害対策としても「かえって風評を助長するという考え方もある」とし、その有効性も慎重に判断するべきだとした。

清水律子

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