for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

アーク・インベストETF、大量解約で保有株の流動性に懸念

 アーク・インベストの旗艦上場投資信託(ETF)が1日で5億ドルという記録的な資金流出に見舞われたことにより、ETFが流動性の低い株式に集中的に投資することへの警戒感が高まっている。 写真はテスラのロゴ。2020年10月撮影(2021年 ロイター /Arnd Wiegmann)

[ロンドン 25日 ロイター] - アーク・インベストの旗艦上場投資信託(ETF)が1日で5億ドルという記録的な資金流出に見舞われたことにより、ETFが流動性の低い株式に集中的に投資することへの警戒感が高まっている。

米電気自動車大手テスラの株価が過去3週間で20%下落したことを受けて、投資家の間で保有するテスラ株の一部を売却する動きが広がった。

著名投資家キャシー・ウッド氏が設立したETF、アーク・イノベーションの保有株のうち、テスラは最も大きな比率を占める。だが関係者によると、流動性が比較的低く解約が急増した場合に売却が難しい一握りの企業の株式を15%以上保有していることのほうがはるかに大きな問題だ。

こうした企業には治療薬の発見会社コンピュジェンや3Dプリンター製造メーカーのストラタシスなどが含まれる。1日の出来高はETF全体と比べごくわずかにすぎない。

モーニングスターのグローバルETF調査部門ディレクター、ベン・ジョンソン氏はこれらの銘柄の多くは売却が難しいと指摘し、売却の際には値段がファンド側に不利になる可能性が高いと述べた。

2019年には英国の著名投資家ニール・ウッドフォード氏のファンドに対し解約請求が相次ぎ、売却が困難な株式を多く抱えていた同ファンドは清算に追い込まれた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up