August 23, 2018 / 12:24 AM / 3 months ago

テスラ、社債市場も株式非公開化の失敗織り込む

 8月22日、米電気自動車(EV)メーカー大手テスラの社債価格が足元で下落し、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が株式非公開化計画を打ち出した直後の上昇分をすべて失った。写真はテスラのロゴ。昨年12月にニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー大手テスラ(TSLA.O)の社債価格が足元で下落し、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が株式非公開化計画を打ち出した直後の上昇分をすべて失った。株式と同様、テスラの社債投資家も非公開化計画が実現しないと予想している証拠だ。

トムソン・ロイターのデータによると、テスラの社債(高利回り債)は現在、額面1ドルに対し0.875ドル前後で取引されており、マスク氏が計画をツイッターに投稿した7日の0.930ドルから下がった。

2021年償還の転換社債は1.0720ドル前後で、やはり7日の1.2046ドルから下げている。カトラー・キャピタル・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジェフリー・ダンシー氏によると、これは1株420ドルでの株式非公開化を完全に織り込んだ水準より0.208ドルほど低いという。

ダンシー氏は「転換社債は420ドルでの株式非公開化が実現しないという前提で取引されている」と述べた。

株価が一定の価格以上に上昇した場合、転換社債の保有者は株式に交換することができる。420ドルでの非公開化が実現すれば、2021年償還の転換社債は額面より11%高い額を受け取れる計算で、通常の社債よりもプレミアムがつく。

ベアー・トラップス・リポートの創業者ローレンス・マクドナルド氏は「今もうかりそうなのは、転換社債を売って高利回り債を買う取引だ。(非公開化が実現しなければ両者の)スプレッドは消えるからだ」と述べ、テスラは買い手が見つからなければ破産申請に追い込まれるとの見方を示した。

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