[25日 ロイター] - 米フォード・モーターは25日、同社の電気自動車(EV)オーナーが来年初めから北米にあるテスラの充電設備を利用できるようにする協定を結んだと明らかにした。
フォードのEVにテスラが開発したアダプターを取り付けることで、テスラの急速充電設備「スーパーチャージャー3」に適応可能になる。また2025年以降は、アダプターなしで直接スーパーチャージャーに接続できるような仕様にする計画だ。
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、ツイッタースペースでのフォードのジム・ファーリーCEOとの会話で「われわれはテスラの充電設備ネットワークを壁で囲われた庭にはしたくないという考えだ。社会全体の電動化や持続的な交通(への移行)を後押しする要素にしていきたい」と説明した。
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