[13日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)の安全性能エンジニアリング担当ディレクター、マシュー・シュウォール氏が退社し、アルファベット傘下(GOOGL.O)の自動運転車開発部門ウェイモに転職した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として報じた後、ウェイモが13日に正式発表した。
米運輸安全委員会(NTSB)によるテスラEVの衝突事故の調査で、シュウォール氏は同社窓口を務めていた。
シュウォール氏は7日から、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)の元副局長、ロン・メッドフォード氏が率いるウェイモの安全担当チームで勤務を開始している。
NTSBは9日、フロリダ州フォートローダーデールで発生したテスラ車の事故で若者2人が死亡し、1人が負傷したことを受け、調査を行うと発表した。NTSBが調査中のテスラ車の事故はこの件を含めて4件となった。