August 26, 2018 / 10:13 PM / a month ago

米テスラのマスクCEO、株式非公開化を断念

[25日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は24日遅く、株主の意見を尊重し、テスラの株式非公開化を断念する考えを明らかにした。

 8月24日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、株主の意見を尊重し、テスラの株式非公開化を断念する考えを明らかにした。写真は2014年9月、都内で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

マスク氏は今月7日、1株当たり420ドルでのテスラ株の非公開化を検討しているとツイッターで表明。「資金は確保した」と述べたものの、資金調達先は明らかにされず、実現可能性を巡り投資家が混乱、規制当局が調査に乗り出していた。

マスク氏は、テスラ非公開化のための十分な資金があるという確信はさらに強まったとした上で、非公開化に否定的な株主の意見を尊重したこと、予想以上に非公開化に時間がかかると分かったことから、非公開化を断念したと説明。

「私と話した株主の大半はテスラが非公開化されても株主であり続ける方針を示していたが、非公開化をしないで欲しいというのが本音だった」とブログに投稿した。

マスク氏は24日、多くの機関投資家から、非公開会社への投資額を制限する内部コンプライアンスの問題を抱えているという説明を受けたことを明らかにした。また、大半の個人投資家については、テスラの非公開化後にテスラ株を保有する確かな方法はないとも述べた。こうした説明は、投資家からの支援は確保されているとした7日のツイッターへの投稿内容と全く異なっている。

テスラの大株主である米T・ロウ・プライス・グループ、米フィデリティ・インベストメンツ、スコットランドのベイリー・ギフォードはコメントを差し控えた。

マスクCEOの決断により、テスラは株式公開企業として存続することとなったが、今後を巡り新たな疑問が生じている。

テスラの株価は非公開化構想を発表した7日の水準を大きく下回って推移。マスク氏のツイートを巡り、投資家は同氏とテスラを相手取って訴訟を提起、米証券取引委員会(SEC)も調査に入っている。

テスラ取締役会の発表によると、取締役会はマスク氏から非公開化を断念することを23日に伝えられた。これを受け、非公開化構想を検討するために設置された独立取締役3人で構成する特別委員会は解散された。取締役会は、マスク氏がテスラの経営を引き続き率いることを全面的に支持する方針を示した。

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