[24日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは24日、2023年の設備投資見通しを70億─90億ドルとし、従来の60億─80億ドルから上方修正した。EV需要の高まりを追い風に増産を目指す。当局への提出文書から明らかになった。
テスラは今年1月、米ネバダ州の生産拠点で36億ドル強を投資して2工場を増設すると発表した。
独ベルリンと米テキサス州オースティンの工場で生産台数を増やしているほか、メキシコに新工場ギガファクトリーを建設する計画もある。
また24日には上海工場でカナダ向けの「モデルY」の生産を開始したことが関係者の話や関連文書で分かった。中国から北米への初の輸出となる。
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