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米当局、テスラ車15.8万台のリコール要請 タッチスクリーン不具合

 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は1月13日、米電気自動車大手テスラに対し、「モデルS」と「モデルX」合わせて約15万8000台のリコール(回収・無償修理)を要請した。写真はテスラのロゴ、5日に北京で撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は13日、米電気自動車大手テスラに対し、「モデルS」と「モデルX」合わせて約15万8000台のリコール(回収・無償修理)を要請した。メディア制御装置の不具合でタッチスクリーンの表示が機能しなくなり、安全性に問題が生じる恐れがあるとした。

NHTSAはテスラへの正式な文書で、2012─18年型のモデルSと16─18年型のモデルXに「自動車の安全性に関連する不具合がある」と暫定的に結論づけたと説明。NHTSAは昨年11月に安全性を巡る調査の対象を拡大していた。

テスラはコメントの要請に応じていないが、今月27日までにNHTSAに回答する必要がある。リコール要請に応じない場合は「十分な説明」を尽くすよう求められている。

NHTSAが正式にリコールを要請するのは異例。通常、自動車メーカーは当局に非公式にリコールの必要性を指摘され、自主的に実施する。

NHTSAは問題のテスラ車について、タッチスクリーンの機能不全によって後方確認用カメラの映像が表示されないなどの重大な問題が発生する恐れがあると指摘。同様の問題でこれまで他の自動車メーカーが9件のリコールを実施したと説明した。

また、タッチスクリーンの問題が運転支援システム「オートパイロット」とウインカーの機能にも支障を来す可能性があるとした。オートパイロットなどのシステムに関連する警報が出ない状況になれば「衝突のリスクが高まる」とした。

タッチスクリーンの不具合でフロントガラスの曇りや霜を除去する装置が使えなくなり、視界の悪化で衝突のリスクが高まる恐れもあるとした。

テスラはこれらの問題に対応し、無線通信によるソフト更新を複数回行ったが、手続きと内容の両面で「不十分」だと暫定的に結論づけた。

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