June 20, 2018 / 9:24 AM / 5 months ago

タイ中銀、政策金利を据え置き 経済予測を上方修正

[バンコク 20日 ロイター] - タイ中銀は20日、政策金利を予想通り1.50%に据え置いた。景気の回復が続いているとし、今年の経済成長率と輸出の予測を上方修正した。中銀は3年以上、金融政策を据え置いている。

経常収支は黒字で、インフレも抑制されており、対外収支が赤字のインドネシアやインドなどの他の新興国とは異なり、現時点では米連邦準備理事会(FRB)の利上げに追随する必要はないとみられている。

ロイター調査では、アナリスト21人全員が、今回の金利据え置きを予想していた。

金融政策委員会は5対1で政策金利である翌日物レポ金利の据え置きを決定した。1人は25ベーシスポイント(bp)の利上げを主張、1人は欠席だった。

中銀は、緩和的な金融政策スタンスが「引き続き(経済成長に)寄与している」と表明。総合インフレ率も「持続可能な形で目標水準に向かう」との見通しを示した。

利上げを主張した委員は、景気の拡大は十分に力強く、金融緩和が長期化すれば、家計や企業が金融状況の潜在的な変化を過小評価しかねないとの認識を示した。

中銀は今年の経済成長率予測を4.4%に上方修正。3カ月前の予測は4.1%だった。内需と外需の双方に弾みがつき、成長の原動力になるとしている。

今年の輸出の伸びの予測も、7.0%から9.0%に上方修正した。ただ、米国の通商政策や米国の貿易相手国の報復措置など、海外のリスクにも言及した。

来年については、経済成長率予測を4.1%から4.2%に、輸出の伸びの予測を3.6%から5.0%に上昇修正した。

カシコーン銀行のKobsidthi Silpachai資本市場調査部長は「今回の予測は、金融政策委員会が金融引き締めを急いでいないことを示している」とし「同委員会は、数々の不透明要因を認識しているとみられ、そうした要因が経済成長とインフレ率の上方修正を抑制しているようだ」と述べた。

今年の総合インフレ率の予測は1.0%から1.1%に修正した。目標レンジは1─4%。来年の予測は1.2%で据え置いた。

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