March 20, 2019 / 10:15 AM / 3 months ago

タイ中銀、政策金利を据え置き 経済成長予測を下方修正

[バンコク 20日 ロイター] - タイ中銀は20日、政策金利である翌日物レポ金利を1.75%に据え置いた。据え置きは2回連続。

ロイター調査では、エコノミスト19人全員が据え置きを予想していた。

ただ、中銀は2019年の経済成長率と輸出の予測を下方修正した。下方修正は過去3カ月で2度目。

中銀の金融政策委員会は声明で「経済予測を小幅に下方修正したが、タイ経済は全体として内需を背景に引き続き潜在力付近で拡大する見通しだ」と表明。

「委員会は現在の緩和的な金融政策スタンスが引き続き適切になると認識している」と指摘した。今回の決定は全会一致だった。

タイ中銀は昨年12月に約7年ぶりに25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。今年2月は賛成4・反対2で金利を据え置いた。

アジアの多くの国では、中銀が経済成長や輸出の予測を下方修正している。背景には、世界経済の低迷や米中貿易戦争に対する懸念がある。

タイ中銀は19年の経済成長率予測を3.8%に修正。昨年12月時点の予測は4.0%、昨年9月時点の予測は4.2%だった。

輸出の予測は3.0%増。前回予測は3.8%増だった。

KT・ZMICO証券のエコノミスト、Thammarat Kittisiripat氏は、経済見通しの下方修正と全会一致の政策決定は、経済の下振れリスクに対する慎重な見方を反映していると指摘。

「年内の追加利上げの可能性は低下している。低インフレと国内外のリスクを踏まえると、近い時期の利上げはないだろう」との見方を示した。

タイでは今月24日に総選挙が実施される。

ノムラは、19年の経済成長率予測を3.4%で据え置くと表明した。

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