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タイ財務省、21年成長率予想を2.8%に下方修正 コロナが観光直撃

[バンコク 28日 ロイター] - タイ財務省は28日、今年の国内総生産(GDP)伸び率予想をそれまでの4.5%から2.8%に下方修正した。内外で新型コロナウイルス感染の新たな波が発生し、観光を直撃しているためという。

同省は今年タイを訪れる外国人観光客を前年比25%減の500万人と予想。それまでの予想は800万人だった。

同省報道官はブリーフィングで、「予想下方修正の主な要因は、政府の景気刺激策による資金投入にもかかわらず外国人観光客が減少して、関連する経済活動に影響が出たことだ」と説明した。

通常、観光は同国GDPの12%を占める。

昨年同国を訪れた外国人観光客は前年から83%減の670万人となり、財務省はGDPが6.5%減少した公算が大きいと予想している。公式統計は来月発表される。

一方、中銀は昨年12月、今年のGDP伸び率をプラス3.2%と予想。しかし一部アナリストは最新の感染がほぼ全土に拡大していることから、2%程度と予想している。

財務省報道官は、今年のGDP伸び率は同省の予想レンジである2.3─3.3%の上限近くになる可能性があると述べた。最近の政府の刺激策とワクチン接種計画、輸出の改善が後押しする見込みという。

刺激策で拠出される資金2100億バーツ(70億ドル)で、今年のGDP伸び率を0.5─0.6%ポイント押し上げるとみられている。

さらに財務省は、バーツ高にもかかわらず今年の輸出伸び率予想を6.0%から6.2%に上方修正。貿易相手国の景況改善を理由に挙げた。

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