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UPDATE 1-タイCPI、2月は前年比+3.79% 13カ月ぶり低水準

(商務省高官の発言を追加します)

[バンコク 7日 ロイター] - タイ商務省が7日に発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.79%上昇し、伸び率は13カ月ぶり低水準となった。エネルギーと食品価格の伸びが鈍化した。

伸び率はロイターがまとめた市場予想の4.18%、1月の5.02%を下回った。

ただ、インフレ率は依然として中央銀行の目標(1─3%)を上回っており、中銀は29日の政策会合で追加利上げを行うと見込まれている。

食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比1.93%上昇し、伸び率は市場予想の2.10%と1月の3.04%を下回った。

商務省は、3月のインフレ率鈍化を見込んでおり、今年の総合インフレ率は2─3%になると予想している。

同省高官は第1・四半期のインフレ率が4%を下回ると予想。前年同期が高水準だったことが理由。

金利上昇を背景に一部地域で個人消費と投資が鈍化した。石油価格が急落すれば、今年下半期のインフレ率はゼロに迫るかマイナスになる可能性があるという。

2022年は総合インフレ率が6.08%と24年ぶりの高水準を記録、コア指数は2.51%上昇した。

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