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UPDATE 2-タイ中銀、予想通り0.25%利上げ 追加引き締め示唆

(中銀やエコノミストのコメントなどを追加します)

[バンコク 25日 ロイター] - タイ中央銀行は25日、主要政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ1.50%とした。利上げは4会合連続で、予想通り。全会一致で決定した。

インフレ抑制を目指す。タイ経済は中国人観光客の流入再開で見通しが改善している。

ロイター調査では、エコノミスト23人中21人が25bpの利上げを予想、2人が据え置きを予想していた。

中銀は声明で、景気は引き続き拡大し、総合インフレ率は鈍化するとの見通しを示した。

追加利上げを実施する場合は、段階的に慎重に行うが、必要に応じて調整する用意があると指摘。「段階的な政策正常化の継続が、経済成長・インフレ見通しに沿った金融政策にとって、適切な道だと考えている」とした。

ただ「景気回復により、需要サイドのインフレ圧力のリスク拡大」が予想されるとしている。

中銀のピティ総裁補は会見で、金利の上昇はしばらく続くと改めて指摘。「(タイ経済は)すでに離陸しており、持続的な景気回復が見られる」と述べた。

一部のアナリストは、利上げ打ち止めが近づいていると予想。

カシコン銀行の資本市場調査担当責任者は「中銀のコアインフレ率予想は高水準だ。中銀のリスクバランスは経済成長よりインフレに傾いている」と指摘。「次回会合で今回の引き締め局面最後の25bp利上げを行い、1.75%で利上げ打ち止めとするだろう」と述べた。

中銀は今年の輸出が鈍化するが、来年は世界経済の回復を背景に上向くとの見通しを示した。

外国人観光客については、今年2550万人、来年3400万人と予想。従来予想は今年2200万人、来年3150万人だった。昨年は1115万人。新型コロナウイルス流行前の2019年は4000万人近くに達していた。

中銀は昨年8月以降、計100bpの利上げを実施している。

昨年の総合インフレ率は平均6.08%と、24年ぶりの高水準。中銀目標の1─3%を大幅に上回っている。

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