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今週はドル/円が小じっかり、米国の利上げや税制改革への期待が支え
2017年10月22日 / 22:54 / 1ヶ月前

今週はドル/円が小じっかり、米国の利上げや税制改革への期待が支え

[東京 23日 ロイター] - 今週の外為市場で、ドル/円は小じっかりになるとみられている。衆院選や欧州中央銀行(ECB)理事会は、相場の流れを決定づける材料にはならないとの見方が多いが、米国の年内利上げ観測やトランプ政権の税制改革期待などが支えになりそうだ。

 10月23日、今週の外為市場で、ドル/円は小じっかりになるとみられている。衆院選や欧州中央銀行(ECB)理事会は、相場の流れを決定づける材料にはならないとの見方が多いが、米国の年内利上げ観測やトランプ政権の税制改革期待などが支えになりそうだ。写真はイエレンFRB議長、ワシントンで6月撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts)

米連邦準備理事会(FRB)議長の後任人事が発表される可能性があり、市場の関心を集めている。

予想レンジはドル/円が112.00―115.00円、ユーロ/ドルが1.1650―1.1950ドル。

衆院選は、自民・公明党の連立与党が300議席を上回る議席を獲得した。早朝はアベノミクス継続と株高の思惑から円売りが強まり、一時113.94円まで上昇。7月12日以来3カ月超ぶりの高値をつけた。

ただ、市場の関心は、米連邦準備理事会(FRB)議長の後任人事や米国の利上げペース、トランプ政権の税制改革など海外に向かっており、「衆院選の結果は材料としての『賞味期限』が短い」(三菱東京UFJ銀行のチーフアナリスト、内田稔氏)という。初期反応が落ち着けば、利益確定に押される可能性がある。

FRB議長の後任人事については、トランプ米大統領がパウエルFRB理事とテイラー・スタンフォード大教授を検討していることが明らかになっている。そのほか、イエレンFRB議長、ウォーシュ元FRB理事、コーン国家経済会議(NEC)委員長の名前も上がっている。

現執行部のイエレン氏かパウエル氏なら、タカ派的ではないとの見方からドル売りで反応する可能性がある。一方、タカ派的とみられているテイラー氏かウォーシュ氏となった場合には、ドル高で反応しそうだという。

ドルは指名直後のヘッドラインで上下動する可能性が高いとみられるが、金融政策がいきなり大きく変更される可能性は低く、ドルの反応は一時的との見方も多い。ドルに下押し圧力が強まっても、米国の年内利上げ観測やトランプ政権の税制改革期待などが支えとなり、下値では押し目買いも入りそうだ。

26日にはECB理事会がある。ロイター調査によると、来年1月から債券買い入れ額を現在の月額600億ユーロから400億ユーロに縮小するとの見方が大勢となっている。量的緩和の縮小決定は織り込まれており、「政策の発表直後に上下動しても値幅は小さい」(ソニーフィナンシャルホールディングスの為替アナリスト、石川久美子氏)との指摘がある。

為替マーケットチーム

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