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今週の米株式市場、ラッセル指数の年次調整に向け商い膨らむ可能性
2017年6月18日 / 21:29 / 5ヶ月後

今週の米株式市場、ラッセル指数の年次調整に向け商い膨らむ可能性

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 今週の米株式市場では、23日にFTSEラッセルが年次指数調整を行うため、成長株への大型ハイテク銘柄のウエート変更への思惑が市場を左右するとみられている。

 6月16日、今週の米株式市場では、23日にFTSEラッセルが年次指数調整を行うため、成長株への大型ハイテク銘柄のウエート変更への思惑が市場を左右するとみられている。写真はニューヨーク証券取引所、2日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

ラッセル指数の見直しで、ファンドマネジャーは新たなウエートにあわせたポートフォリオ調整を迫られる。

ラッセル成長株指数.RLGに占める大型ハイテク株のウエートは3%以上になるとみられている。昨年、部分的にバリュー株にも組み入れられたアップル(AAPL.O)は、成長株に100%組み入れられる見通しだ。

ファンドマネジャーの一部は、ハイテク株の成長株へのウエートが重いことに心地悪さを感じているが、指標に組み入れられると投資調整の余地が乏しくなる。

大型ヘルスケア、一般消費財銘柄は最も大きなウエート変更が予想されており、ジェフリーズによるとそれぞれ2.6%。2.4%に拡大する見通し。

ジェフリーズの株式ストラテジスト、スティーブ・デサンクティス氏は「この1年うまくいった企業は成長株に、うまくいかなかった企業はバリュー株になる。公正な評価ではないが、結局のところ動因になる」と述べた。

ラッセルの指数見直し日は、出来高が最も膨らむ傾向にあるが、クレディスイスは今年のリバランスによる商いを490億ドル程度と見込んでいる。

ITGで指数調査を担当するアイバン・カジッチ氏は「今年はラッセル1000指数で10銘柄を加え、2銘柄除外となることから、商いが膨らむ」と指摘する。必要なたびに調整を行うS&P指数と違い、ラッセルは年1回しか見直しを行わない。

昨年の大統領選挙以降、CBOEボラティリティー指数は20を下回って推移しているだけに、ラッセルの見直しで流動性が高まることを歓迎する見方もある。カジッチ氏は見直しに向けて、今年は指数の影響を受ける投資家だけが取引するわけではないとの見方を示した。

スナップ(SNAP.N)は株式構成が通常と異なるためラッセル指数に組み入れられていない。ラッセルは投資家からの分析やコメントの期間が終了するまでスナップをめぐる決定を先送りしており、決定は今回の見直しの後になる。

FTSEラッセル(シアトル)のシニア調査アナリストは「(スナップのような)株式公開がハイテク株を中心に広がる可能性があり、状況を見守る必要がある」と述べた。

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