February 26, 2019 / 5:29 PM / 24 days ago

トムソン・ロイター、利益予想上回る M&A模索

[トロント 26日 ロイター] - ニュース・情報サービスのトムソン・ロイター(TRI.N) (TRI.TO)が26日発表した2018年第4・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。決算を受け、株価は過去最高値を記録した。

需要が見込まれる法務・税務・会計分野で引き続き合併・買収(M&A)の機会をうかがうと強調した。

特別項目を除く1株利益が0.20ドルと、前年の0.22ドルから減少したものの、リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均(0.06ドル)を大きく上回った。

売上高は15億2000万ドルと前年の14億1000万ドルから拡大した。リフィニティブのアナリスト平均予想は15億4000万ドルだった。

同社は旧ファイナンシャル&リスク(F&R)部門の過半数株式を投資会社ブラックストーン(BX.N)に売却したことで170億ドルを得ているが、このうち20億ドルは法務・税務・会計分野などの成長に向けた買収費用として確保している。

ジム・スミス最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で「目標候補が複数ある」としながらも、「優先順位を決める段階にあり、一部のケースでは多少の話し合いも始めたが、今すぐ大型案件をまとめようという段階ではない」と語った。

ロイターのインタビューでは「誰もが市場評価の問題に直面している。戦略面だけでなく金銭面でも納得いくものでなくてはならない」とした上で、足元のM&A市場は「かなり泡立っている(frothy)」との見方を示した。

法務部門の売上高(為替変動の影響除く)は4%増の5億9900万ドル。税務・会計部門の売上高は8%増の2億4800万ドル。法人向け売上高は7%増の3億1500万ドルだった。

スミスCEOは、昨年末にかけ底堅い業績の勢いを保つことができたとし、「今年に入ってからも経営動向に自信を感じている」と表明。米国の税制改革が税務・会計関連の需要を喚起しており、同部門の追い風になっていると指摘した。

エドワード・ジョーンズのアナリストは「売り上げの伸びに勇気づけられた」とし、「売り上げの伸びや収益性改善の加速で成功を示す初期の兆しが表れつつある」と話した。

ロイター・ニュース部門の売上高は1億5500万ドルと2倍以上に拡大。主に金融機関向けにデータやニュースを提供する「リフィニティブ」からの収入が後押しとなった。

2018年通年の総売上高は4%増。19年の調整後利益は14億ー15億ドルを見込む。19年のオーガニックセールス(本源的売上高)見通しは3―3.5%増、20年は3.5ー4.5%増で、昨年12月時点から変わらず。

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