August 1, 2019 / 11:10 AM / 17 days ago

トムソン・ロイター、第2四半期は4%増収 見通し好調で株価上昇

[ロンドン/ニューヨーク 1日 ロイター] - ニュース・情報サービスのトムソン・ロイター(TRI.TO) (TRI.N)が1日に発表した第2・四半期決算は、為替相場や資産買収・売却などの影響を除く本源的売上高(オーガニックセールス)が4%増と、2008年以来の高い伸びを記録した。また、2019年と2020年の売上高と中核的利益の見通しを引き上げた。

ニュース・情報サービスのトムソン・ロイターが1日に発表した第2・四半期決算は、為替相場や資産買収・売却などの影響を除く本源的売上高(オーガニックセールス)が4%増と、2008年以来の高い伸びを記録した。

法務・税務・会計部門の経常収益がそれぞれ底堅く、業績の伸びを後押しした。

同社はまた、金融情報会社リフィニティブ(旧ファイナンシャル&リスク部門)をロンドン証券取引所(LSE)(LSE.L)に270億ドルで売却することで、米投資会社ブラックストーン(BX.N)と合意したと発表した。

ブラックストーンを中心とするコンソーシアムは昨年、トムソン・ロイターからリフィニティブをレバレッジドバイアウトにより買収。コンソーシアムはリフィニティブの55%株を保有し、トムソン・ロイターが残りの45%株を保有している。

リフィニティブ売却に伴い、トムソン・ロイターはロンドン証取の15%を保有する。売却手続きは2020年後半に完了する見込み。トムソン・ロイターはロンドン証取取締役会の1議席を得る。また、売却完了後2年間はLSE株を売却することができない。

ジム・スミス最高経営責任者(CEO)は、今回の案件はトムソン・ロイター株主に多大なバリュー創出をもたらすと表明。また保有するLSE株は「将来的」に売却する見込みとした。

トムソン・ロイター株は、100億ドルの自社株買いや新製品投入などを受け、昨年5月以降85%上昇。米国市場では先週、最高値となる70.93ドルを付けた。この日は約2%高の68.46ドル。

スミスCEOは「将来の成長に向けた体制は整っている。2019年と2020年の売上高の伸びと調整後EBITDA(支払利息・税金・償却控除前利益)は、以前示したガイダンスのレンジ上限になると予想している」と述べた。

トムソン・ロイターはこれまで、2019年の売上高は為替の影響を除き7─8.5%増になると予想していた。2020年については、その半分程度の伸びになるとしていた。

EBITDAは2019年は14億─15億ドルと予想していた。2018年は14億ドルだった。2020年のEBITDAマージンは30─31%とみていた。

第2・四半期は、売上高が14億2000万ドルとなり、前年同期の13億1000万ドルから増加した。アナリストのコンセンサス予想の14億3000万ドルとほぼ一致した。

調整後EBITDAは2%増の3億5500万ドル。ただ、米ブラックストーン(BX.N)へのファイナンシャル&リスク(F&R)部門(現リフィニティブ)株売却に伴う会社分割費用が影響し、EBITDAマージンは25%と、前年同期の26.6%から低下した。

調整後の1株利益は0.29ドルで、リフィニティブのアナリスト予想である0.18ドルを上回った。

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