February 26, 2019 / 3:18 PM / 7 months ago

トムソン・ロイター、四半期売上9%増 M&A引き続き模索

[トロント 26日 ロイター] - ニュース・情報サービスのトムソン・ロイター が発表した2018年第4・四半期決算は、売上高(為替変動の影響除く)が9%増加した。同社は需要が見込まれる法務・税務・会計分野で引き続きM&A(合併・買収)の機会をうかがうと強調した。

売上高は15億2000万ドルと前年の14億1000万ドルから拡大。リフィニティブのアナリスト平均予想は15億4000万ドル。

特別項目を除く1株利益は0.20ドルと、前年の0.22ドルから減少した。

同社は旧ファイナンシャル&リスク(F&R)部門の過半数株式を投資会社ブラックストーンに売却したことで170億ドルを得ているが、このうち20億ドルは買収費用として確保している。

ジム・スミス最高経営責任者(CEO)は「買収の機会はあるものの、誰もが市場評価の問題に直面している。戦略面だけでなく金銭面でも納得いくものでなくてはならない」とした上で、足元のM&A市場は「かなり泡立っている(frothy)」との見方を示した。

法務部門の売上高(為替変動の影響除く)は4%増の5億9900万ドル。税務・会計部門の売上高は8%増の2億4800万ドル。法人向け売上高は7%増の3億1500万ドルだった。

スミスCEOは、昨年末にかけ底堅い業績の勢いを保つことができたとし、「今年に入ってからも経営動向に自信を感じている」と表明。米国の税制改革が税務・会計関連の需要を喚起しており、同部門の追い風になっていると指摘した。

ロイター・ニュース部門の売上高は1億5500万ドルと2倍以上に拡大。主に金融機関向けにデータやニュースを提供する「リフィニティブ」からの収入が後押しとなった。

2018年通年の総売上高は4%増。19年の調整後利益は14億ー15億ドルを見込む。19年のオーガニックセールス(本源的売上高)見通しは3―3.5%増、20年は3.5ー4.5%増で、昨年12月時点から変わらず。

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