November 6, 2018 / 5:40 AM / 9 days ago

インドで2頭の「人食いトラ」殺す、方法巡り物議

 11月5日、インドで人を襲った2頭のトラが殺され、その方法を巡って閣僚を巻き込んだ論議が起きている。写真は2006年11月撮影(2018年 ロイター/Rupak De Chowdhuri )

[ニューデリー 5日 ロイター] - インドで人を襲った2頭のトラが殺され、その方法を巡って閣僚を巻き込んだ論議が起きている。

2日には、マハラシュトラ州で13人を殺害したとみられている雌のトラ「アブニ」が、保護区から50キロほど外の地点で当局に委託された狙撃手により射殺された。一方4日には、ウッタルプラデシュ州で、集落の男性1人を襲って殺したとして、村人が雌のトラをトラクターで轢き、棒で殴り殺す事象が発生した。

動物の権利活動家でもあるマネカ・ガンディー女性・児童育成相は、ツイッターで4日、アブニの殺害は「おぞましい殺りく」であり「そのまま犯罪だ」と投稿、法的措置を模索する方針を示した。

動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)は、当局は鎮静剤を投与するため獣医を同行させることなく殺害したと糾弾。

マハラシュトラ州の森林担当相は、トラ保護当局の指針に基づいてアブニの殺処分を決定したと釈明したという。

一方、ある森林当局者は、アブニの生息地に人間の進出があった公算が大きく、そのために保護区から外に出たと分析。生息地に多数の人間が入って生命の脅威を感じる状況でないかぎり、通常はどのトラもそれほど遠くまで行くことはない」と述べた。

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