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TikTok、有害コンテンツ制限でSNSに連携呼び掛け

中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は22日、有害なコンテンツを早期に特定し削除するためにソーシャルメディア各社が連携することを提案したと明らかにした。1月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[22日 ロイター] - ソーシャルメディアアプリが偽情報からデータの機密性まで広範囲にわたる問題について批判を浴びる中、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は22日、有害なコンテンツを早期に特定し削除するためにソーシャルメディア各社が連携することを提案したと明らかにした。

米中の政治的な対立の中心にいる中国IT企業の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下のTikTokは、ソーシャルメディア9社に対し、コンテンツ・モデレーション(不適切なコンテンツの監視、削除)の覚書に関する書簡を送付。ソーシャルメディア各社のコンテンツ審査が、共同かつ正式に取り組むことで改善できると訴えた。

TikTokは書簡を送った企業名を明らかにしなかったが、この課題について協議するために各社が集まって会合を開くことを提案したと述べた。

交流サイト最大手の米フェイスブックFB.Oや米短文投稿サイトのツイッターTWTR.Nといった大手企業は、常にコンテンツ・モデレーションに関するスキャンダルに悩まされているが、比較的新しいソーシャルメディアであるTikTokはこうした競合ほど困難な事例に直面していない。

TikTokは別途、透明性に関する報告書を公表し、サービス利用規約の違反で今年上半期に世界中で1億0400万本の動画を削除したと表明。「その動画のうち96.4%はユーザーが報告する前に見つけ出し削除した。90.3%は閲覧される前に削除した」と述べた。

TikTokによると、ユーザー情報の要請は1768件だった。そのうち16.4%を占める290件が米国の法執行機関からだったという。

バイトダンスは米政府と対立して以降、TikTokへの取り締まりの回避を急いでいる。米当局は、TikTokを利用する最大1億人の米国民の個人情報が中国政府に渡っているとの懸念を示している。

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