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日米外相が北朝鮮政策すり合わせ、圧力高めることで一致
March 16, 2017 / 6:31 AM / 9 months ago

日米外相が北朝鮮政策すり合わせ、圧力高めることで一致

[東京 16日 ロイター] - 来日中のティラーソン米国務長官と岸田文雄外相は16日午後に会談し、あらゆる選択肢を排除せずに見直しを進める米国側の北朝鮮政策と、日本側の政策をすり合わせた。外務省関係者によると、両国の政策に大きな差異はなく、北への圧力を高めることで一致した。

 3月16日、来日中のティラーソン米国務長官と岸田文雄外相は午後に会談し、あらゆる選択肢を排除せずに見直しを進める米国側の北朝鮮政策と、日本側の政策をすり合わせた。外務省飯倉公館で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

軍事的な選択肢については具体的なやりとりはなかったという。

ティラーソン長官は会見で「米国は外交、その他の努力を20年間やってきた。北朝鮮の非核化を求めてきたが、失敗した」と述べた。その上で「新たなアプローチが必要なのは明らかだ」と語り、見直し中の北朝鮮政策について岸田外相と議論したことを明らかにした。

岸田外相は「米国が北朝鮮政策の見直しを相当程度進める中、(国務長官に)日本としての考え方を伝えた。しっかりと政策のすり合わせができた」と発言。「良いタイミングだったし、意義あることだった」と語り、2月のワシントンでの顔合わせに続く2回目のティラーソン長官との会談を評価した。

外務省関係者によると、両外相は北への圧力を高める政策をそれぞれ説明。両者の考えに大きな開きはなかったという。トランプ政権の「あらゆる選択肢をテーブルに広げる」政策を念頭に置きつつ、軍事的な手段については今回の会談で「具体的なやりとりはなかった」(同関係者)。

ティラーソン長官は、この後訪れる韓国と中国でも北朝鮮政策を協議する。ティラーソン長官は会見で、「中国とはこれから交渉するが、北朝鮮の非核化を実現するため、北の態度を変えるため、それなりの態度を取って欲しい。義務を果たして欲しいし、制裁を果たして欲しい」と述べた。

両外相は会談後の夕食会で経済問題についても議論。外務省関係者によると、岸田外相はルールに基づいた貿易を日米が主導していくことの重要性を、ティラーソン長官は日米経済対話の重要性を指摘した。

ティラーソン国務長官のアジア訪問は就任後初めて。日本では安倍晋三首相とも会談し、日米同盟の重要性を確認した。安倍首相はティーラーソン氏に「北朝鮮の挑発的な行動が続き、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなる中で、米国務長官の訪日は大変時宜にかなったものだ」と述べた。

久保信博、イレイン・リーズ、梅川崇

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