October 31, 2012 / 6:42 AM / 7 years ago

iPadミニ、解像度と価格で競合に苦戦も=米2紙レビュー

10月30日、米アップルが11月2日に発売する「iPad mini(ミニ)」について、同機を試用した米主要紙のコラムニスト2人が、レビューを披露した。写真はiPadミニ。米カリフォルニア州で開かれた発表イベントで23日撮影(2012年 ロイター/Robert Galbraith)

[サンフランシスコ 30日 ロイター] 米アップル(AAPL.O)が11月2日に発売する「iPad mini(ミニ)」は、小型タブレット端末市場で激しく競り合う米グーグル(GOOG.O)や米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)の製品に比べ、軽量な本体に約35%大きいディスプレーを実現した。ただ、フルサイズのiPadに劣る解像度や高価格というマイナス面もある。同機を試用した米主要紙のコラムニスト2人が30日、レビューを披露した。

iPadミニの価格が329ドルからなのに対し、グーグルの「Nexus(ネクサス)7」とアマゾンの「キンドル・ファイアHD」は199ドルから。ウォールストリート・ジャーナルのコラムニスト、ウォルト・モスバーグ氏は、iPadミニが片手でも持ちやすく、10インチ型iPadの欠点はなくなったと指摘。

同氏とともにニューヨーク・タイムズのコラムニスト、デービッド・ポーグ氏も、アップルが小型の端末にフルサイズの機能を詰め込んだことを称賛した。

その一方で、iPadミニの1024×768ドットという画面解像度は、10インチ型iPadが搭載するRetinaディスプレーから大きく逆行するもので、キンドルやネクサスにも劣ると、2氏はそろって否定的な考えを示した。

モスバーグ氏は、アップルが低解像度のディスプレーを選んだ理由について、高解像度にすると電力消費が大き過ぎることなどを指摘する。

また、「(iPadミニが)真のHD(高解像度)ではないことで、動画ファンに対してネクサスやキンドルが優位となる。テストしたところ、動画はきれいだが(フルサイズの)iPadほどではない」とも言う。

同氏はその反面、アップルがiPadを小型化するに当たり、「7インチ型で先を行く競合製品に対して、7.9インチのより大きなスクリーンを持ち、薄く軽いタブレットを生み出した」と評価。ただ、大きさはポケットに楽に入るほどではなく、約10時間半という電力消費は、同様の設定の下でキンドル・ファイアより1時間長いものの、ネクサス7よりは約17分短いと述べる。

価格については、ポーグ氏が「かなり高い値付けをしたことで、アップルは200ドルクラスの7インチ型アンドロイド端末の生き残りを許した」との見方を示す。

ただ、同氏は「iPadミニはより高級で、魅力的で、薄いマシンだ。カメラも(競合製品のように)1つではなく、2つ搭載されている。出来や仕上がり感もはるかに優れている。そして何より、アンドロイドタブレット所有者が夢にしか見られない膨大な数のアプリを提供している」と評価もしている。

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