[サーモン(米アイダホ州) 4日 ロイター] 米アイダホ州立大学の解剖学・人類学准教授ジェフリー・メルドラム氏が、類人猿のような姿とされる未確認動物「ビッグフット」の発見をめざし、小型飛行船を使った調査に乗り出した。
ビッグフットが実在するかどうかは長年、科学者の間で論争となってきた。アイダホ州立大から調査の承認を受けたメルドラム氏は、米西部の山岳地帯に小型飛行船を飛ばし、ビッグフットが存在する科学的証拠を空から集める計画。赤外線カメラを搭載したリモコン飛行船を作るため、民間から30万ドル(約2400万円)超の寄付を募るという。
同氏は「生息地が広範囲にわたり、単独行動する夜行性の珍しい動物は、野生で発見・観察するのが難しい。この技術はそれに対応するものだ」と語っている。
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