November 6, 2012 / 3:37 AM / 6 years ago

ドル80円前半、オバマ米大統領再選を織り込み中

[東京 6日 ロイター] 東京外為市場正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安の80円前半。リスクオフムードが広がるなか、クロス円が全般に軟調となった。

11月6日、東京外為市場正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安の80円前半。リスクオフムードが広がるなか、クロス円が全般に軟調となった。写真は2008年12月、都内の外為ディーラー(2012年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

市場はオバマ米大統領再選を織り込みつつあり、関心は同時に行われる議会選挙の結果にシフトしている。

朝方の取引では、一部のファンドがクロス円でのポジション調整の売りを出したことで、ドル/円は連れ安となり、いったん80.13円まで下押しした。本邦勢の動きは鈍く、輸入企業の買いオーダーが入っているのは79円前半、輸出企業の売りは81円近辺と大きな隔たりがあるという。

市場では「オバマ大統領再選を7―8割がた織り込んでいる」(邦銀)との声や、「オバマ勝利を織り込みつつある」(FX会社)との意見が出ている。今後の焦点はいわゆる「ねじれ」問題がどうなるか。大統領選と同時に行われる議会選挙では、上院は民主党、下院は共和党がそれぞれ過半数を維持すると見込まれているが、上下院とも共和党が過半数をとる可能性も残されており、そうなれば「これから財政の崖を控えて、議会との連携がスムーズに行くか」(前出のFX会社)という不透明感が出てくる。

また、隠れた焦点として「共和党のティーパーティー系議員がどれだけ再選するかも重要だ」と野村証券チーフ為替ストラテジストの池田雄之輔氏は言う。小さい政府志向の原理主義的な主張を掲げる彼らの勢力が下院共和党で相対的に大きくなり、オバマ氏との協調が困難となるリスクに注意を要すると池田氏は指摘している。

ユーロは102円半ばで軟調な足取り。リスクオフのムードが広がるなか、クロス円が全般に弱い。市場では「ロムニー・トレードの巻き戻しが進捗している」(外銀)との見方も出ていた。一部のトレーダーらには「ロムニー氏が勝てば、株高でリスクオンの流れが強まり、米長期金利が上昇し、ドル安になるとの読みもあった」(同)という。しかし大統領選の結果を目前に控え、短期筋はこうしたロムニー・トレードを解消せざるを得なくなったもようだ。

(ロイターニュース 森佳子)

ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

正午現在    80.21/23  1.2784/88  102.54/58

午前9時現在  80.15/17  1.2798/02  102.58/62

NY午後5時  80.29/31  1.2795/97  102.71/75

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