November 20, 2012 / 4:32 AM / 7 years ago

ハッキング不能の通信実用化に一歩、東芝が量子暗号で新研究

[ロンドン 20日 ロイター] 東芝(6502.T)の欧州研究所とケンブリッジ大学の研究チームは、量子暗号通信を用いて情報ネットワークを防御する新たな技術を開発した。これにより、高価な専用光ファイバーなしで安全なネットワークが構築できるという。

この技術は、クレジットカード取引から個人の健康記録まであらゆるデータ通信を完全に保護することができると期待されている。

量子暗号とは、量子力学を応用して解読不能なコードを作り出す暗号技術で、仮に盗聴や改ざんをされても察知することができる。

これまでは情報を暗号化したり解読したりするための「量子鍵」は、データ自体を送信する線とは別の専用の光ファイバーを通じて送る必要があり、これが実用化に大きな問題となっていた。

学術誌「Physical Review X」に掲載された東芝の研究によると、同社の新たなシステムには鍵を検出する機器は必要だが、光ファイバー上の「ノイズ」を取り除く同機器により、専用光ファイバーは不要になるという。

また、同技術はこれまで短い距離でしか使用できないなどの問題もあったが、研究によると、50キロ以上のネットワークでもデータのやり取りができるようになったという。

研究チームのZhiliang Yuan氏はロイターに、現在実地試験を計画しており、数年以内に商業利用できるだろうと述べた。

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