[東京 29日 ロイター] 日本人アーティストの倉田光吾郎さん(39)が制作した巨大ロボット「クラタス」が、注目を集めている。
特徴の1つは、操縦席があり、パイロットが自らロボットを操ることができる点だ。高さ4メートル、総重量4トンと巨大だが、時速10キロのスピードで移動することもできる。倉田さんは子どものころから巨大ロボットを操縦することを夢見てきたのだという。
構想から完成まで2年。価格は基本モデルで約1億1000万円と決して安くはない。
倉田さんは、「このロボットに触発されて、他に力のある人たちがもっと違うものを作れるようになれば」と語り、後輩たちの活躍に期待を寄せた。
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