December 21, 2012 / 2:46 AM / 6 years ago

9月末の国債保有は海外が過去最高に、日銀は初めて100兆円突破

[東京 21日 ロイター] 日銀が21日公表した2012年7─9月期の資金循環統計によると、9月末の日本国債の保有者のうち、海外の残高が前年比11.1%増の86兆円、発行残高に占める構成比は9.1%となり、いずれも過去最高を更新した。また、累次の金融緩和による国債の大量の購入で日銀の国債保有残高は初めて100兆円を突破した。

12月21日、9月末の日本国債の保有者のうち、海外の残高が前年比11.1%増の86兆円、発行残高に占める構成比は9.1%となり、いずれも過去最高を更新した。写真は都内で6月に撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

資金循環統計によると、国庫短期証券と財融債を加えた9月末の国債発行残高は前年比3%増の948兆円。保有者別では、銀行や保険など金融仲介機関が611兆円、64.4%を保有。保険会社や銀行が過半を保有している構図に変化はないが、国内銀行の保有残高の伸び率が前年比5.4%となるなど金融機関全体でも増加ペースが鈍化している。

一方、保有額を急速に拡大させているのが日銀と海外。9月末の日銀の国債保有残高は、前年比22.0%増の105兆円となり、統計開始以来、初めて100兆円の大台を突破。構成比も11.1%に達している。累次の金融緩和で国債を中心に資産買入基金の規模を拡大させていることが主因だ。海外は同11.1%増の86兆円、構成比は9.1%で、いずれも過去最高を更新。前年比で2ケタの増加を続けており、国債市場における海外勢の存在感が着実に高まっている。

9月末の家計の金融資産は1510兆円で同1.4%増。一方、負債は354兆円で、資産から負債を差し引いた家計の純金融資産は1155兆円程度となった。一般政府の負債残高は1133兆円で、家計の純金融資産との差額は22.4兆円となり、過去最小となっている。

(ロイターニュース 伊藤純夫)

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