February 6, 2013 / 6:27 AM / 5 years ago

マツダ、円安効果で通期営業利益予想を8割上方修正

[東京 6日 ロイター] マツダ(7261.T)は6日、2013年3月期の連結営業利益予想を従来の250億円から450億円に8割引き上げた。

2月6日、マツダは、2013年3月期の連結営業利益予想を従来の250億円から450億円に8割引き上げた。写真は昨年3月、都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

円高是正による増額修正は市場の予想通りとなったが、1月以降の想定為替レートと足元の為替水準には開きもあり、通期業績はさらに上振れする可能性もある。会見した山内孝社長は、仮に為替水準がこのまま推移すれば「通期の営業利益は(さらに)100億円ぐらい増える」と述べた。

大幅な上方修正の要因は円高の修正。増額した200億円のうち、為替が184億円の増益要因となった。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、アナリスト18人が過去90日間に出した予測の平均値は368億円で、会社予想はこれを22%上回った。前年は387億円の赤字だったが、今期は大幅に改善する。

売上高予想も従来の2兆1700億円から2兆1900億円に、当期利益予想は100億円から260億円にそれぞれ引き上げた。前期の当期損益は1077億円の赤字だったが、08年3月期以来5期ぶりに黒字化する見通し。

13年3月期の世界販売台数見通しは125万台と10月の前回公表値から5000台引き下げた。国内は3000台増やすものの、北米で3000台、欧州で5000台それぞれ減らす。一方、中国は17万台で据え置いた。期初計画は25万5000台だったが、日中関係の悪化を受けて10月に8万5000台引き下げていた。山内社長は中国販売について、計画は据え置いたものの、想定よりも早く回復しているとの認識を示した。

通期の想定為替レートは1ドル81円、1ユーロ104円とし、従来予想に比べてドルで1円、ユーロで4円円安方向に修正した。同社は全体の7割を国内で生産し、そのうち8割を輸出している。為替変動の影響を受けにくい体質を目指して構造改革を進めているが、まだ途上。1円の変動による通期営業利益への影響額はドルで35億円、ユーロで12億円となっている。1月以降の想定為替レートは1ドル85円、1ユーロ110円。足元では1ドル93円、1ユーロ126円付近で推移しており増益余地もある。

12年4―12月期連結営業損益は196億円の黒字に転換した。前年同期は542億円の赤字だった。今期実績の通期予想に対する進ちょく率は43.6%。台数・車種構成の改善により売上高が同8.2%増加したほか、コスト削減努力が収益改善に貢献した。

グローバル販売台数は同0.2%増の89万3000台。国内は「CX─5」の販売好調で同9.4%増加した。北米も1.5%伸びたが、欧州は7.6%減、中国が21.5%減となった。

(ロイターニュース 杉山健太郎 大林優香;編集 吉瀬邦彦 田中志保)

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