for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

精子の数と濃度、ストレスが関係か=研究

[21日 ロイター] 精子の質とストレスの関係を調べたイタリアの研究で、強いストレスや不安を感じている男性は精子の数が少なく、濃度も低い可能性があることが明らかとなった。

研究チームは、不妊治療に訪れた男性94人とそうではない男性85人を対象に、精子の提供とともに、現在のストレスや長期的不安について20―80で数値化してもらい、精子の質とストレスの関係を分析。その結果、どちらのグループの平均も27―40で「病的」とはいえないレベルだった一方、最もストレスの度合いが低かった28人と最も高かった40人を比較した場合、高かった人たちの方が精子の数と濃度が低い傾向にあった。また、精子の活動も鈍く、DNAが損傷しやすいことも分かった。

同研究では「総合すると、(ストレスと不安が)男性の生殖能力に関する重要因子である可能性の高いことが示唆されている」とした。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up