March 4, 2013 / 12:31 AM / 7 years ago

アルジェリア人質事件の首謀者は「生存」、監視団体が発表

3月3日、米団体「SITE」は、イスラム武装勢力の指導者、ベルモフタール司令官が生存しているとのメッセージが過激派系サイトに掲載されたと発表した。資料写真(2013年 ロイター/Sahara Media via Reuters TV)

[ドバイ/パリ/ガオ(マリ) 3日 ロイター] インターネット上で過激派の活動を監視する米団体「SITE」は3日、イスラム武装勢力の指導者、ベルモフタール司令官が生存しているとのメッセージが過激派系サイトに掲載されたと発表した。同司令官はアルジェリア人質事件の首謀者とされ、チャド軍は2日、同司令官をマリ北部で殺害したと発表していた。

SITEによると、同サイトの掲示板に掲載されたメッセージは、ベルモフタール司令官が「生存しており、戦闘を主導している」とし、司令官自身が生存について近く発表すると明らかにした。

このほかSITEは独立系アラブメディアの報道として、ベルモフタール司令官の組織の関係筋が死亡を否定したと伝えた。

「拘束不可能な男」との異名を持ち、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」元幹部のベルモフタール司令官は、過去にも死亡が伝えられたことが数回あった。チャド軍は2日、「マリ北部でテロリストの拠点を完全に破壊した。ベルモフタール司令官を含む数人が死亡した」と発表。またチャドのデビ大統領は1日、同国軍がマリ北部でAQIMのアブ・ザイド司令官らを殺害したと述べた。

マリ北部で過激派の掃討作戦を主導しているフランス軍のスポークスマンは3日、ベルモフタール司令官を殺害したとのチャド軍の発表について、事実確認はできていないとした。

また、米テロ対策当局の元高官で、現在はリスク分析企業のトップを務めるルディ・アタラー氏は、同司令官死亡の発表に懐疑的な見方を示し、同司令官とアブ・ザイド司令官は過去に同じ地域での活動を避けていたと指摘した。

ベルモフタール司令官は、1月にアルジェリア南東部イナメナスにある天然ガス関連施設で発生した人質事件で犯行声明を発表していた。この事件ではイスラム武装勢力が同施設を襲撃し日本人を含む外国人が人質となり、60人以上が死亡した。

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