[ワシントン 18日 ロイター] 今年2月に退任したクリントン前米国務長官が18日、動画投稿サイト「ユーチューブ」に発表したビデオメッセージで、同性婚への支持を表明した。
投稿された5分間の動画は、同性愛者の権利保護団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」のために作成された。その中で、前長官は「個人的にも政策・法律上の問題としても」同性婚を支持すると明言。
また「(同性愛者は)われわれの同僚であり、教師であり、兵士であり、友人であり、愛する人々だ。彼らは完全に平等な市民であり、結婚も含めた市民権が与えられるべきだ」と述べた。
同性婚をめぐっては、オバマ大統領も昨年に支持を表明。さらに今年初めには、前長官の夫、クリントン元大統領も自らが1996年に署名した結婚を男女間に限るとした法案について、違憲であり撤廃すべきだと訴えた。
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